マイク・ケスティは、3Mのコーポレート研究所のシニア・バイス・プレジデントである。コーポレート・リサーチ・ラボラトリーは、グローバルな3Mの研究開発組織全体における新技術の開発と展開を担当している。
ミネソタ州イーデン・プレーリーで育ち、カールトン・カレッジで化学と経済学の学士号を取得、1992年にスタンフォード大学で化学の博士号を取得(ボブ・ウェイマス教授の下で)。1993年に3Mポスト・イット・ノート研究所に入社し、ポスト・イット・ノート製品の新しい接着剤や水性技術の開発に携わる。その後、3Mのコマーシャル・グラフィックス部門で16年間、新しいワイドフォーマットのグラフィックフィルム製品の開発に携わり、最終的には同部門のグローバル・テクニカル・ディレクターとなった。この間、コマーシャル・グラフィックス部門はビルディング・コマーシャル・ソリューション部門と合併し、コマーシャル・ソリューション部門となった。2016年、パーソナルセーフティ(PPE)部門のグローバルテクニカルディレクターに就任。2021年3月1日、3MのコーポレートR&D組織の上級副社長に就任。サイネージ財団(SFI)およびサステナブル・グリーン・プリンティング・パートナーシップ(SGP)の役員を歴任。
マイクはジェニファーと結婚し、ネイサンとクエンティンの2人の息子がいる。